光学設計・受託解析・コンサルティング

光学設計

光学仕様に対し材料特性を考慮し、さまざま光学素子を組み合わせ、光源から受光部まで、最適な設計を行います。(導波路光学系や幾何光学系にも対応)

受託解析

製品を製作する上で光学的機能パーツに対し、事前の光学解析を行う事で光学問題の改善・改良・解決など、事前検証を行います。

① 光学ソフトを現在活用されているお客様

  • 解析業務が多く光学ソフトが足りない時、不足分をお引受けいたします。
  • 他のソフトととの解析結果を比較してみたい。
  • 解析した結果と実際に作製した物との差異が解析上どこにあるのかの洗出しを行います。

② 光学ソフトは持っているが十分活用できていないと感じているお客様

  • 光ソフトの活用できるシステム構築のお手伝いをいたします。
  • ソフトのオペレーションはできるが、十分な光学的な根拠が見出せない場合のサポートいたします。
  • 光学ソフトは持っているが、年に数回しか使用していない場合のご提案いたします。
  • 光学解析者の育成、光学の勉強会にご協力いたします。

③ 光学ソフトを持っていないお客様

  •  社内に解析者がいない、ソフトが高価など購入するメリットが見出せないお客様に代わって我々が解析いたします。
  •  業務上、光学解析に時間を費やせない場合などお引受けいたします。
光学設計・受託解析

コンサルティング

レンズ設計自体はできても光学システムを理解し、お客様にとって適切なアドバイスができる企業は少ない中で、私共は経験と多くの実績によりお客様にとって最適なコンサルティングをいたします。

光学の設計アドバイスから光システムの構築、試作開発まで、光に関係することであれば、経験豊かな光学技術者が幅広く対応いたします。

コンサルティング

解析実績

車両ヘッドライトのマルチリフレクター設計、車両のLEDランプ法規適合設計変更、車両各種発光ボタンの導光体設計、スピードメーター文字盤(バックライト)、指針設計(導光体)、ドアミラーターンランプの設計と法規適合設計変更、ドアミラー視野範囲確認解析、雨滴間欠ワイパーのセンサーレンズ設計、マシンビジョンの画像認識解析・塗装表面評価解析、カーオーディオのボタン(導光体)設計、HUD・LCD・PDPの各設計及び解析評価、携帯のボタン照明解析、ビジネスフォンの拡散剤を含んだ導光体設計・カセグレンレンズの設計、家庭用室内照明の配光設計(電球・放電管・LED各種)、LED外形形状・チップ・充填財を含む設計、毛細血管内でのレーザー誘起蛍光 生体での光散乱評価、LCDプロジェクタシミュレーション、干渉現象(縞)シミュレーション、LEDの光量 取り出し効率、ピンホールシミュレーション、各種センサ設計、ディスプレイ照明系設計、ライトガイドとレンズ系の設計解析、ウェアラブル 網膜投影ディスプレイ解析 等々。

【光解析ソフトを使ったマルチリフレクターの設計事例】

3DCADの設計図

3DCADの設計図

配光設計後の光線追跡図

配光設計後の光線追跡図

マルチリフレクターの設計では基本となるデザイン・形状・取付部等の詳細をいただき、光線追跡(2D)で大まかなあたりを付けていきながら、各縦割りブロックの曲面作製を行います。その後、ブロック間を曲線で結び、規格を満たしているか光解析で確認しながら形状を追い込み、繰り返し最適化を進めます。最終的には規格を加味した形で終了した。

【材料の内部拡散を考慮した設計事例】

設計前の光線追跡図

設計前の光線追跡図(上)
設計後の光線追跡図(下)

設計後の照度解析・ムラの結果

設計前の照度解析・ムラの結果(上)
設計後の照度解析・ムラの結果(下)

内部に拡散剤が練り込まれいる材料(乳白)なども形状設計可能です。
形状の内部に拡散剤の設定を行います。粒子の形状・サイズ・密度、構成している材料の各屈折率、波長ごとの特性などを設定します。左図の様に光線追跡で視覚的に確認することも可能で、初期設計において使用します。光が当たる1次面の形状を変更し、光が拡散する様最終的に照度解析で確認した。

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